歌が上手くなる方法~ボイストレーニングまとめ
歌が上手くなる方法と言えば、やはりボイストレーニングは王道です。
しかし一言でボイストレーニングと言っても色々あります。
今回は目的・効果別のボイストレーニングの方法をご紹介していきます。
ボイストレーニングとは
ボイストレーニングとは、日本語で言うと「発声練習」です。
人それぞれ、その時にあった発声を実現する為にトレーニングをすることを言います。
歌を歌う為のトレーニングもあれば、舞台等の演劇を演じる時に必要なトレーニングもあります。
何故ボイストレーニングが必要なのかと言えば、人それぞれジャンルや目的は違うけれども、「上手く声で表現する為」です。
ボイストレーニングをして”良い声”を手に入れると、日常生活においても自分に自信をもてるようになります。
また、自信を持つとその相乗効果で歌も上手くなりますので、技術的・精神的に大きなメリットがあります。
効果別 ボイストレーニング
では、早速ボイストレーニングを始めましょう。
1.正しい姿勢でトレーニングしよう!
自分の声を無駄なくスムーズに出す為には、姿勢を良くして歌うことがポイントとなります。
正しい姿勢とは、まず背筋を伸ばし胸を張ること。
その時、首と肩の力を抜いてリラックスすることが大切です。
足を少し開いた感じに立ち、顔は上げて目線を少し上に持っていくと、声をより遠くへ飛ばすことができます。
2.声量を増やそう
声量をコントロールするには、腹式呼吸を身に付けることが大切です。
お腹の中に風船があって、それを膨らませるようなイメージを思い浮かべながら息をたっぷり吸ってみましょう。
歌を歌っている最中は、鼻から息を吸いましょう。
それは空気に適度な湿り気が付き、喉をいたわることができるからです。
正しい姿勢を取ったまま喉を開き、おなかから声が出ていることを意識し、大好きな歌を大きい声で歌う、これが声量を増やすトレーニングに繋がります。
腹式呼吸の感覚がわからない方へ
以下のトレーニングで腹式呼吸の感覚を身につけましょう。
- 仰向けになって寝て、お腹に電話帳などの重いものを乗せます
- フーっと息をゆっくり吐きます。この時お腹は少しへこみます
- 息を吐き切ります。お腹はすごくへこみ腹筋が締り固くなります
- 腹筋の力を抜き息をゆっくり吸います。お腹はふくらみます
ポイントは腹筋の強弱を意識して練習することです。
息を吸う時→腹筋をゆるめる
息を吐くとき→腹筋を固くする
3.音感を身に付けよう
音感を鍛える方法で一番効果的なのが、ピアノ等の鍵盤楽器の音に合わせて、声出しをしていくことです。
生まれつき音感のない人も極稀に居りますが、大抵の場合はその曲の音程を覚えていないことが原因です。
楽器の音にあわせて、その曲の正確な音高を一つ一つ確認しながら憶えていくと、自然に音感アップへと繋がります。
4.リズム感を身に付けよう
リズム感を手に入れる一番簡単な方法は、音楽を聞きながら日常の動作を行うことです。
まずは身体全体でリズムを感じることが大切なのです。
できるだけリラックスした状態で拍子をとっていくこと、それがリズムトレーニングなのです。
ボイストレーニングと聞けば、何だか難しい感じがして敷居が高そうなイメージがありますが、意外と簡単にチャレンジできることばかりです。
では最後にボイストレーニングの基本中の基本をお教えしたいと思います。
それは、「楽しんで歌うこと」です。
時にはマニュアルを意識しすぎなくてもいいでしょう。
皆さんが楽しんで歌を歌うことで、知らず知らずのうちに歌は上手くなっていきます。
それにほんの少しボイストレーニングを加えるだけ、ますます歌唱力はupしていくのです。
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