歌唱力アップ!簡単にビブラートをかける6つの方法
歌が上手くなることに興味がある方ならば、ビブラートという言葉を聞いたことがあることでしょう。
しかし、やり方を知っていて、正しく実践できている人は少ないと思われます。
ビブラートは歌唱力アップには欠かせないテクニック。
今回は、ビブラートのやり方をわかりやすくご紹介します。
目次
ビブラートとは
ビブラートとは、歌を歌っている時に、一定の音を保ちながら声を振動させることを言います。
でも、ただ揺らせばいい訳でもありません。
音が揺れる幅や速さが一定であること
音が途切れないこと
が、綺麗なビブラートに聞こえる条件となります。
多少声量がなくても、ビブラートができると自然と上手く聞こえます。
それは、音を伸ばした時の余韻が聞き手に響いてくるからです。
また、ビブラートが上手にできると、カラオケの採点でも高得点をGETすることができます。
豊かな歌唱力を身につけたいと思った時、ビブラートは必須のテクニックとなるのです。
ビブラートのやり方
ビブラートがどんな物かは理解できましたでしょうか。
では、実際にどのようにすればいいのか解説していきます。
母音を強調する方法
言葉の母音を意識して、それを強調するように声を出してみると、ビブラートが出来るようになります。
例えば、「ラ」の場合、「ラーーアァアァアァーー」、「ル」の場合、「ルーーウゥウゥウゥーー」と言う様な感じです。
この時、声や息を途切れさせないように声をだすことがポイントです。
下あごを使う方法
下あごを上下させる事で声を震わせることができます。
大きく動かさず、細かく動かすのがポイントです。
余計な力が入りやすいので、あごをリラックスさせて行いましょう。
唇を震わせる方法
唇を震わせる事でもビブラートをかけられます。
ただし、わざとらしい感じのビブラートになってしまうので、あまりおすすめはしません。
ノドを使う方法
ノド仏を上下させて行う方法です。
一般的なカラオケレベルでは、この方法で行っている人が多いように見受けられます。
リズムが不規則になりやすいのと、ノドへの負担が掛かるのがデメリット。
音程を上下させる方法
こちらは「一定の音を保ちながら声を振動させる」というビブラートの定義からは外れますが、ビブラートっぽく聞こえる方法です。
元の音から音程を少しだけ上下させるのを繰り返す方法です。
音を切り替える際に声が途切れない様に注意して下さい。
上下させる間隔が短くなることで、ビブラートっぽく変化していくのが感じられます。
乗り物のサイレンの音を真似して声を出してみると、感覚がつかみやすいと思います。
ドギーブレスを使った方法
夏の暑い日に犬が「ハッハッハッハッ」と舌を出して息をしている光景を目にすることがありますよね。
ドギーブレスとは、その真似をすることです。
その時、自分の横隔膜が揺れていることに気が付くでしょう。
そうしましたら、ちょっと難しいかもしれませんが、そのまま「あーー」と声を出してみましょう。
出来る人はこの時点で、声の揺れを体感することができます。
もし上手く出来なかったら、「あーー」と声を出しながら、あばら骨の下の部分をリズミカルに押してみたり、ゆすってみると出来るようになります。
まずビブラートがどんな感覚なのかを、この方法で体感してみるのも良いでしょう。
この方法は難易度が高めですが、ノドへの負担もなく、きれいなビブラートを使いこなせるようになりますので、ぜひマスターして下さい。
歌っている最中のコツ
上記の方法で上手くビブラートが出来るようになったら、実際に歌の中でビブラートを使ってみましょう。
コツは、この3点です。
力まずリラックスする
ロングトーン(長く伸ばす箇所)で使う
使う個所をあらかじめ決めておく
ビブラートは練習すれば誰にでもできるワザ、ぜひ手に入れて、友達や恋人の前で披露されてはいかがですか。
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