歌が上手くなるための筋トレや腹筋のやり方
歌が上手くなる為にはもちろんボイストレーニング等の声に関するトレーニングが重要です。
しかしその他にも筋トレや腹筋などのトレーニングも大事です。
スポーツまでとはいかなくても、歌う事は体力が必要な作業。
今回は歌が上手くなるための筋トレをいくつかご紹介します。
腹筋のトレーニング方法
歌を歌う時よく「お腹から声を出しなさい」と言われることはありませんか?
お腹から声を出すことで、声量がアップするからです。
また声域を広げロングトーンやビブラートをする為にも、腹式呼吸による発声が必要です。
腹式呼吸を行う時に必要な筋肉は腹筋です。
良い腹筋と言えばきれいに6つに割れる腹筋を思いだしますね。
しかし、歌う時に使う筋肉はあれと違います。
歌う時に使う腹筋は、その腹直筋(6つに割れる腹筋)の横と下に斜めに走っている腹斜筋のことを言います。
なので、同じ腹筋を鍛えるにしても、スポーツのトレーニングでする腹筋運動とは少し違います。
以下、腹斜筋を鍛えるのにおすすめの腹筋方法を紹介していきます。
足上げ
まず仰向けに寝転がります。
次に両足を床から10~15cm位の高さにまで上げます。
その時両足は揃えたまま、膝は曲げず腰を浮かせないようにし、そのまま20秒間キープします。
キープした状態でお腹に力を入れながら息をスーッと吐き出していきましょう。
慣れてきたら時間を30秒間にするなど、レベルアップしていきましょう。
上体をゆっくり起こす
この運動は腹斜筋に加え、腹直筋も鍛えられる運動です。
まず床に仰向けに寝た状態で膝を立てます。
そして従来の上体起こし型の腹筋を始めていくように体を起こします。
でも全部は起き上がらずに、床から少し起き上がったところで動きを止めます。
そしてその状態のままお腹に力を入れ、3回ほど息を吐いた後、上体を完全に起こしましょう。
この運動は自分で辛いと思う位置で止まるのがポイントなのですが、腰に負担がかかる恐れがある為、無理しない程度に行っていきましょう。
サイドクランチ
まず横向きに寝ころびます。
次に片方の肘で体を支えながら上体を起こします。
その姿勢からさらに上体を起こします。
その時、息を吐きながらお腹をへこませましょう。
最後に上体を下ろしながら息を吸います。
これを5~10回繰り返します。
背筋のトレーニング方法
歌が上手な人は皆、背筋がピンと伸びて姿勢良く歌っていますよね。
姿勢と歌の上手さとは密接な関係があるのです。
美しい姿勢は、背筋を鍛えることで手に入れることができます。
では、簡単な背筋のトレーニング方法を紹介しましょう。
まずは床の上に俯せになって寝ます。
そして両手を太腿の脇に付けたまま、上体を起こします。
体を起こす時、息を大きく吐きながら起こすと効果的です。
初めは5回くらいから始め、慣れてきたら徐々に回数を増やしていきましょう。
背筋と腹筋は連動しているので、背筋力がアップすることで腹筋をも鍛えるということに繋がっていきます。
今回紹介した筋トレは、テレビを見ながらでも出来るような簡単な方法です。
歌が上手くなるプラスちょっとしたダイエットも兼ねて、早速今日からでも挑戦してみませんか。
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